めがねっこレポート

 参加した同人誌即売会、眼鏡イベント等のレポートです。

メガネっ娘居酒屋『委員長』2006冬−総括

 2006年11月5日(日)にメガネっ娘居酒屋「委員長」2006冬が開催されました。昼の部から夜の部まで、10時間ぶっとおしのメガネ漬けでありました。参加された皆さん、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、おつかれさま&ありがとうございます。出演者等はこちらの公式サイトの記録をご参照ください。

 ぼくは、前回に引き続き主催ということで好きにいろいろやらせてもらいました。今回のコンセプトとして、まずとにかく「メガネそのもの」に焦点を当てたいと考えていました。これまで眼鏡っ娘についてはとにかく情報を集めまくって理論を深めてきましたが、メガネというアイテムそのものについてはさほどの関心を注がずに過ごしてきました。まあメガネそのものに対するフェチではなく「容貌も人格も含みこんだ総合的なキャラクター」としての眼鏡っ娘に興味と関心と愛情があるので当然なこととはいえ、よくよく考えるまでもなく「メガネあってこその眼鏡っ娘」です。昨今のメガネブームだからこそ、メガネそのものの知識に関しても、我々はそんじょそこらの人間に後塵を拝するわけにはいかないのです。というわけで、今回の「委員長」は、メガネそのものを極めていく契機にしようと構想しました。
 そのために、マンガ家の山本夜羽音氏に福井県鯖江市に行ってもらいました。夜羽音さんはさすが伝説の第一回「委員長」の仕掛人、鯖江市でも大戦果を挙げて帰ってきました。福井県鯖江市はメガネフレームの国内生産シェア95%を誇るまさに眼鏡の聖地です。第一回「委員長」のときから「二次元メガネ界と鯖江との連携」は話題として上がっていて、4年経ってようやく第一歩が踏み出されたわけですが、その大きな一歩を築いたのも夜羽音さんでした。
 夜羽音さんは鯖江市役所と商工会議所に赴いて「メガネ界の団結」を訴えましたが、さすがにその言葉はすぐには聞き届けられません。しかし福井眼鏡協会理事の坂野氏を紹介され、事態は急速に進行します。めがね会館の坂野氏を訪れた夜羽音さんはここで「メガネへの情熱」を訴え、二次元メガネ界の息吹を伝えることに成功します。これまでまったく連絡していなかった二つの世界を繋ぐ回路が開いた瞬間です。アロハシャツにサンダル履きのオヤジが怪しげな話をふっかけているのによく通じたものだなあと、いま思い返しても画期的なできごとでした。ていうか、ネクタイ締めていこうよ>夜羽音さん。
 夜羽音さんはメガネマラソンのポスターや、福井県眼鏡産業の歴史が綴られた『福井とめがね』、眼鏡型ネクタイピンや眼鏡型バッジなどの各種グッズを得て東京に帰還します。いただいたグッズは「委員長」にてプレゼントで配りました。また、iOFT(メガネの国際総合展)の招待券も大量に獲得してきたので、10/11のiOFTへの参加も可能となりました(関係者以外の一般人は基本的には入場できない)。
 そんなこんなで、昼の部§1は夜羽音さんによる鯖江紀行レポートでした。鯖江が構造的な不況にあること、その打開策についてのアイデアなど、ここで話し合ったことは一週間後の鯖江遠足で遺憾なく活かされます。たいへん有意義な時間となりました。

 昼の部§2は、魯介さんの上野「眼鏡の碑」レポートです。慈眼大師ゆかりの地である上野不忍池の畔にある「眼鏡の碑」は、明治百年を記念して昭和43(西暦1978)年に東京都の眼鏡産業関連の方たちの尽力により設置されたものです。毎年春には眼鏡供養が行われているので、来年は参加してこようと思っております。魯介さんは眼鏡の碑のほか魚や鳥や包丁などの碑を視察し、帰りに「白山眼鏡店」でニュー眼鏡をゲットするという戦果をあげてきました。
 §2では、さらに10/11にビッグサイトで開催されたiOFT(メガネの国際総合展)のレポートも行いました。iOFTにはぼくと桜坂洋さんと夜羽音さんとほしのえみこさんで見学してきました。iOFTでは「日本メガネベストドレッサー賞」の授賞式の観覧のほか、福井ブースで眼鏡協会の坂野氏とお話する機会に恵まれました。福井ブースでは、独自ブランド「The291」の紹介のほか、学生と共同で行っているフレーム開発の成果を見学しました。また、鯖江市役所ものづくり課の方と名刺を交換する機会にも恵まれ、これが11/12の遠足を実現する大きな伏線となりました。iOFT自体は数千万円単位の取引が行われるビジネスの場で、参加者の大半は卸売と小売店のビジネスマンといった雰囲気でした。眼鏡っ娘のキャンギャルが大量にいることを期待して行ったぼくとしては軽く失望してしまったのですが、スーツのビジネスメガネ男子が好みの方にはパラダイスじゃないかと思います。というか、ブースにいるキャンギャルが眼鏡レスなのは激しく間違っているダロ>iOFT出展各社! そんなわけで「委員長」では「The291」などを紹介しましたが、実物を手にとって見られないとインパクトが薄いんですよね。実際に触ったりかけたりしてみると、なかなかの感動を味わえます。ベストドレッサー賞の授賞式は、かなりの数の席が用意されていたにもかかわらず、我々が会場に着いたときにはすでに満席で立ち見があふれている状態でした。各テレビ局などマスコミ陣も多く、そうとうの関心を集めています。「委員長」ではニュースで流れた授賞式の模様を見ながらレポートしました。光浦が本当に嬉しそうだったのが印象的な授賞式でした。
 さらに夜羽音さんがアゼルバイジャンに眼鏡を送ろう計画もぶちあげました。全世界の恵まれない少女たちに眼鏡をプレゼントしようという慈善計画であります。アゼルバイジャンの少女から「おにいちゃんがくれた眼鏡のおかげで勉強ができます」という眼鏡写真つきの手紙が寄せられるなんてことは期待しません、あくまでも慈善事業です、ええ。我々としては慈善で行いたいことなので感謝の手紙はまったく要求しませんが、どうしてもという少女は日本大使館まで写真つきで送ってください。ところで、すでにネパールで眼鏡を無償でプレゼントしている方はいるんですね。我々も全世界の近視少女のために頑張りたいものです。

 昼の部§3は、神咲まゆみさんの検眼動画鑑賞からスタートしました。神咲さんは今回が「委員長」初登場ですが、あまりのメガネ愛のレベルの高さに魯介さんや伸平さんなどレギュラー出演者陣もしきりに感心しておりました。検眼の様子にひとしきりハァハァした後、神咲さんのメガネコレクションを披露してもらいました。持ってきてもらった眼鏡は20本くらいですが、他に眼鏡啓蒙のために友達に何本もプレゼントしているとのことです。なんていい娘なんだ!
 西川魯介師もメガネコレクションでは負けていません。ケースいっぱいに納まった眼鏡の図は圧巻です。そこで伊藤伸平さんを審判に、魯介師v.s.神咲さんのメガネ対決を行いました。三本勝負でしたが、評価基準は「かわいいこと」ということで神咲さんの三連勝。しかしそこはさすが教祖、疑惑の判定にまったく動じる様子もなく、対決用に持ってきたメガネを神咲さんに次々かけさせるという快挙に出ます。ありがとうございます。壇上の伸平さんも48時間ぐらい寝てないくせに大はしゃぎでメガネ写真を撮ったりして、大喜びでした。しかし顔の筋肉だけでかけるモノクル(片眼鏡)はかけるのが大変でしたねー。
 §3後半は、眼鏡動画を見ながらのフリートーク。鑑賞したのは、『ブラザー☆ビート』で文金高島田のかつらに眼鏡がはまらない図、『セーラー服と眼鏡』で長澤まさみの眼鏡がよい、中国人合気道眼鏡ポニーテール美人ウー・チョンさん、女流王将千葉涼子のズレ眼鏡、みずほ銀行CM鈴木京香が眼鏡で犬と戯れる、神宮球場めがねDAYの様子、奥華子が眼鏡をかけると路上ライブで人が寄ってくる様子、ヤンマーの眼鏡CMなどでした。中国人合気道眼鏡さんはフロアからも壇上からも大絶賛の嵐でしたねー。

 昼の部§4は桜坂洋さんの報告で、文字媒体におけるキャラクターに関する議論を行いました。
 話の大きな文脈としては、8/26の「委員長」の中で、1995年から主にコミケで眼鏡キャラに対する意識が高まるという話をしたとき、桜坂さんがプレステ等コンシューマーゲーム機の普及が大きな鍵を握っていると指摘したところから話が始まります。1994年暮れのプレステとセガサターンの発売により、高解像度かつ大容量の映像と高質の音声が高速で展開できるようになり、いわゆる"マルチメディア"としてのキャラクターゲームが可能となりました。そもそもファミコン程度の解像度では、メガネフレームのような繊細な描写は、不可能とは言わないまでも相当な困難を伴います。『ときメモ』の如月さんの眼鏡が細いメタルフレームではなく太いセルフレームだったのは、スーパーファミコンの解像度に制約されていたという技術的な問題だったと推測されます。プレステレベルの画像処理能力を持つコンシューマ機の登場により、ようやく美しくかわいい眼鏡のビジュアル描写が可能になります。これにより、従来は一部の先進層が高価なパソコンで愉しんでいただけの娯楽(高解像度のキャラクターゲーム)が一般層にも広く浸透し、人々が眼鏡っ娘の素晴らしさに接する機会が増え、日本全国で埋もれていた眼鏡DNAが覚醒していった……のではないか。

 これは実証が困難な"仮説"ではありますが、コミケのサークルカットの変遷を見てみると、状況証拠は揃っているように思います。1995年までサークルカットに眼鏡っ娘が描かれることは稀だったのですが、95年以降はマンガやアニメではなく「ゲーム」に登場する眼鏡っ娘が中心となり、サークルカットに登場する眼鏡率が上昇していきます。たとえば『ときメモ』の如月さん、『サクラ大戦』の紅蘭、『ToHeart』の委員長、『こみパ』の由宇と南さんというふうに、90年代後半はゲームを中心に眼鏡っ娘文化が花開きます。アニメでは『レイアース』の風ちゃん、『ウテナ』のアンシー、『どれみ』のはづきっちが頑張りますが、コミケカタログを見る限り、一時的な人気大爆発ではアニメのほうが勝っても、長期的に熱心なファンが支えるという点では遥かにゲームのほうの影響力が強いことが明らかです。

 桜坂さんには、90年代後半から先の眼鏡キャラ描写について示唆に溢れる報告を行ってもらいました。桜坂さんの指摘によれば、まず現在のオタク界においては「メガネ」とか「メイド」とか「巫女」といったビジュアルとして見てすぐにわかるようなキャラ造形に関する議論はほとんど行われず、もっぱら「ツンデレ」なり「素直クール」なりキャラクターの内面造形に関する議論が目立っています。そしてビジュアルに特化した「メガネ」や「メイド」や「巫女」は、オタクではなく、地上波テレビ番組などを通じて一般層に拡散しています。こうしてオタク層は「萌え」と言ったときに「ツンデレ」などキャラクターの内面造形を優先的にイメージしますが、一般層は「メイド」などビジュアルをイメージするという、二分化が顕著になってきています。桜坂さんの分析では、これらの現象は「blog文化」と密接に関係しています。
 ぼくが理解したところでは、90年代後半に「ゲーム」というジャンルを根底から支えた文化は「webサイト」であり、各webサイトがビジュアルを伴った情報発信を行うことにより「メガネ」や「メイド」に関する理解と関心が高まり、さらに情報の質と量が高まりました。絵の技術の伝播速度は格段に早くなり、誰かが「正しいメイドの描き方」の技術を解明するや否や一気に日本中の絵描きに波及します。自負を申しあげることを許していただくならば、ぼくが指摘して以来、「間違った眼鏡」というのもずいぶん減りました。こうしてビジュアルに関わる眼鏡やメイドや巫女等の「萌え」はwebサイトにより伝播することで質と量が高まるのですが、この状況が2003年あたりからのblog文化の隆盛により変化します。

 桜坂さんの指摘によれば、blogはビジュアルに頼らず、もっぱら「文字」による情報伝達を行います。文字媒体のblogは、メガネやメイドや巫女といったビジュアル的な「萌え」ではなく、キャラクターの内面造形を文字で伝達することに特化していきます。その過程で深まっていったのが「ツンデレ」なり「素直クール」といった"概念"です。ビジュアル的な萌えは地上波などでも一般層にわかりやすいように劣化した形で演出することが可能ですが、キャラクター造形に関する議論はオタク層が特権的に活躍するフィールドとなります。こうして低解像度化されたビジュアル萌えとして「メイド」や「メガネ」が一般のライト層に"消費"される一方、マニア層は「ツンデレ」や「素直クール」等の"概念"を追究し深める方向に進みます。このような「映像/文字」の分化が、オタク層がいわゆる「ライトノベル」へ深くコミットする条件となります。
 ライトノベルは基本的にキャラクターを文字で表現します。萌えイラストはついてはいますが、キャラクターを語る上ですでにビジュアルは本質的ではなく、「ツンデレ」といった内面造形に関わる"概念"こそがキャラの本質と認識されるようになります。文字媒体で情報伝達が行われるライトノベルはblog文化と親和性が高く、ビジュアルではなく内面造形へ関心を注ぐオタク層は、blogでライトノベルを語り始めることになります。そういう状況において、内面造形と切り離された「メイド」や「メガネ」といったビジュアルは、一般層向けに劣化してしまった単なる消費財として"語り"の対象からは後退していくことになります。

 ううむ、なるほど。これまで考えたこともなかったけれども、この説は(1)ライトノベルへの注目の高まり(2)blogでの"語る対象"と"語り口"の変化(3)ビジュアル的「萌え」の一般層への拡散とオタク層の退却といった現象を有機的に連関づけて説明していて、なかなか説得的です。
 そしてこの説が正しいとすれば、次の課題は、オタク層が撤退気味なビジュアル萌えである「メガネ」が今後とるべき戦略策定と、その戦略的根拠となるべき「blogとライトノベル、すなわち文字媒体における眼鏡」に関する事実認識となります。次回以降の「委員長」でも、こういった課題を見据えて未来を切り拓く場としていきたいと思います。

 「委員長」出演のCutie Paiさんのラジオとポッドキャスティングで「委員長」が話題になっています。『屈折リーベ』を読んだ話題や舞台裏のことなど、とにかくメガネ愛が電波から溢れ出ているので、ぜひ。
animateTV『Cutie Radio』第91回
『Cutie ぽっどきゃすてぃんぐ』第10回「まゆちゃんのメガネサミットの回」

 昼の部§4では、眼鏡っ娘にどうして緑髪が多いのかについての疑問に対して、フロアから重要な指摘がありました。メガネに対して金髪やピンク髪では軽くなってしまうけど、かといって黒や濃紺では他のキャラクター全体とのバランスが悪くなり、緑に落ち着いていくメカニズムがあるのではないかという御指摘です。『ときメモ』の如月さんからマナマナに至るまで、メガネというと緑髪というイメージが強いんですよね。たとえば全年齢向恋愛ゲーム『あすは恋して』に神咲さんが声優で眼鏡っ娘の声を当てているのですが、やっぱり緑髪なのでした。

 夜の部はアニメ会さんの総合司会でスタート。アニメ会さんは眼鏡キャラONLY同人誌即売会『眼鏡時空』第2回での眼鏡トークを観て初めて名前を知ったのですが、昨年出版の『眼鏡っ娘大百科』に載っていた眼鏡愛に溢れる文章を見て、これは深まっていると思って総合司会をお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。現在はさらに眼鏡小学生(やはり緑髪)が大活躍する本も準備中ということで、すごく楽しみです。
 昼の部は主に三次元眼鏡動画を鑑賞したので、夜の部は二次元眼鏡を用意しました。まずは『女子高生girl's high』第10話「メガネメガネメガネ!」を鑑賞。ちなみに能登麻美子演じる眼鏡っ娘佐藤綾乃はやはり緑髪です。第10話では、「私が好きなのか、メガネが好きなのか?」というメガネスキーが抱える宿命の大問題が正面きって扱われます。この問題は一般的には「普遍名詞/固有名詞」問題として現出し、いろいろな形で数百年前から哲学や倫理学の大問題として議論されてきている(近年では社会学者大澤真幸の『恋愛の不可能性について』がまとまっていた)のですが、現在に至るまで普遍的な回答は見出されておりません。眼鏡っ娘に関してこの問題に真摯に取り組んだ結果、不朽の名著としての位置を確立したのが西川魯介『屈折リーベ』です。このテーマに関しては山本夜羽「めがこん」(『Justice&Peace Spirits』所収)という鬼気迫る恐ろしい作品もあり、眼鏡にまじめに取り組む者が避けては通れない道であることがわかります。この『女子高生』第10話も、たいへん身につまされる話でした。しかし「眼鏡のためなら手段を選ばない眼鏡帝国の大王だったのよ!」と改めて指弾されてみれば、それはそれでかまわないかもと思わなくもない。

 続いて鑑賞したのが『あさっての方向。』。ぼくは放映開始当初は観ていなかったのですが、アニメ会の国井さんのパンフ用原稿を見て、慌てて録画していた同僚から借りて第一話を観ました。これは確かに「ふはぁ」となります。その感動はパンフレットの国井さんの文章にあますことなく書かれていますので、ぜひそちらをご参照ください。原作のマンガも、アニメ放映開始前からこの作品に注目していた李紅蘭さん(中の人などいない)に勧められて読みました。アニメ版とはいろいろディテールが異なっていますが、いいメガネであることに違いはありません。

 さらに続いて『ウルトラマンメビウス』を観ました。アマガイコノミ隊員が眼鏡ですごいことになっているのです。こちらも放映開始当初はまったくノーマークだったのですが、4月のLNF(眼鏡がテーマ)で作家の富永浩史さん葛西伸哉さんに大プッシュされてから観るようになりました。いやあ、勧められて良かった。
 まずメビウス自体がウルトラマンシリーズとしてたいへん丁寧に作られていて、特撮としての基礎がしっかり確立していて、その確固とした世界観の中で眼鏡が燦然と輝いていることが重要なのだと思います。コノミ隊員がミクラスやエレキングと交流する姿はたいへん説得力があります。
 で、「委員長」ではそのなかでも特に眼鏡が鍵として重要な位置を占める第4話、第16話、第28話をピックアップしました(それぞれ4の倍数なのは、たぶん偶然じゃないと思います。4の倍数の回は、コノミ隊員が活躍する場面が多いです)。
 第4話は、コノミ隊員とミクラスの回。セブンをリスペクトした「でゅわ!」という演出があります。眼鏡が「勇気」の象徴であることが証明される回です。
 第16話は、なんとコノミ隊員がコンタクトレンズにしてしまう回。しかしメガネを外したとたん、地球に怪獣はやってくるわ隕石が降り注ぐわ、いきなりたいへんな危機に陥ります。そしてコノミ隊員がメガネをかけなおしたとき、地球に真の平和が訪れます。眼鏡が「平和」の象徴であることが証明される回です。
 そして第28話「コノミの宝物」は全世界のメガネスキー必見の大傑作です。この傑作については必ず後世まで末永く語り継いでいかなくてはなりません。DVD第7巻に収録されますので、未見の方はぜひご覧いただきたいと思います。ウルトラマンが「眼鏡が大切なんです!」と主張する姿を見てください。眼鏡が魂の象徴であることが証明される回です。
 そんなわけで現在放映中のウルトラマンメビウスも次第にクライマックスが近づいてきています。コノミ隊員の活躍から目が離せません。

 夜の部§2はCutie Paiさんのライブです。委員長でライブというのは初の試みで、主催であるぼくにステージ構築の経験がまったくなかったのでどうなることかと密かに心配していましたが、リハーサルを見て、プロの方に任せておけば間違いないとすごく安心したのでした。
 ぼくがCutie Paiを知ったのは、animate池袋で開催された『G-onらいだーす』DVD発売イベントでした。G-onといえばオール眼鏡っ娘アニメとして知られておりますが、そのED『Yell』と挿入歌『reflection love』を歌っていたのがCutie Paiです。G-on関連グッズはコミケ限定紙袋・めがねケース・下敷き・ドラマCDなどほぼ揃えていたので『reflection love』も当然買っていて、曲は以前から知っていたのですが、Cutie Paiに関する予備知識はまったくなかったので、まゆちゃんがステージに登場したときは本当にびっくりしました。だって、眼鏡っ娘のアイドルなのですよ。今でこそ眼鏡をかけたアイドルやアーティストが何人も活躍していますが、4年前はまだまだ世間に受け入れられる段階ではありませんでした。そんなわけでanimateのCutie Paiライブはまゆちゃんばかり観ていたのでした。ぼくの席もちょうど向かって左側の配置だったし(整理番号12番ぐらいだったような記憶が)。ちなみに何かの因果で『G-onらいだーす メガネちっくBOOK』にぼくも文章を寄せています。

 「委員長」でのライブ構成は、「Hello!CutiePai」「Reflection Love」「恋の季節と君と僕」「おでかけまゆちゃん」「電撃マ王さま」「Yell」の6曲でした。主催者のワガママで特にぼくが好きな曲ばかり入れてもらいました。役得。特に「おでかけまゆちゃん」は絶対に聴きたくて断固として入れることを主張していたのですが、実はライブで歌うのはこれが2回目ということで、生で観られた人はたいへんレアな体験をしたと思います。ぼくも新メンバーが歌うのを見るのは今回が初めてで、すごく楽しみにしていました。
 ライブは毎回恒例の「Hello!CutiePai」でスタート。ライブ毎にいろんな趣向が凝らされています。「Reflection Love」を聴くと、思わずコスモ番長が地球に落ちていく図が浮かんでしまいます。ぼくは出演者控え室のモニターで観ていたのですが、睡眠不足のために大人しく座っていたはずの伊藤伸平さん(40時間寝てない)が次第にヒートアップ、「恋の季節と君と僕」が始まると「まゆちゃんの膝が入っているのが素晴らしい」と素人には理解不能な講評を繰り返しつつ、「肩が赤くなるまで叩くんだ」と「ぱんぱぱんひゅー」講座をしてくれました。
 アニメ会さんのMCも軽妙で、Cutie Paiの魅力が引き立ちました。なんとなく生々しいトークが多かったような気がするのもご愛嬌、すごく短い時間だったのにCutie Pai3人のメンバーのそれぞれの個性と役割と関係が解るトークになっていておもしろかったです。まゆちゃんがきわサンとチッチにかけさせるために眼鏡をたくさん持っていって似合うのを選んだとき、チッチが眼鏡を落としてしまって、思わずまゆちゃんが「ばかっ」て言っちゃうとことか、情景が目にうかびます。
 ライブ後半は「おでかけまゆちゃん」でスタート。眼鏡名曲です。曲はヘビーローテーションで何度も聴いていましたが、ダンスを観るのは初めてでした。眼鏡のかわいさが際立つ振り付けでドキドキします。フロアもこのあたりからスイッチが入ったみたいですが、控え室でも伸平さんが「いいステージに仕上がってきたぁ」と叫びつつ睡眠不足なくせに踊りだしたり、夜羽音さんが「これはイイ!」と連呼したりしてテンションが上がりっぱなしでした。圧巻は「Yell」。いやぁ、あそこまでしてくれるとはまったく想像もしていませんでした。メガネがキラキラ。「恩寵の扉(by Robert Fripp)」が開くとはまさにこのことを指すのだと実感した瞬間でした。
 現在発売中の『電撃マ王07年1月号』のCutie Paiさんのページ「Yellを送ります」にも「委員長」のレポートが載っています。きわサンとチッチの眼鏡姿もじっくり鑑賞できますが、まゆちゃんの"after"がすごいことになってます。


メガネっ娘居酒屋「委員長」2006夏−総括(2006年9/1)

 今後の展開に繋げるためにも、蓄積された知識と経験を確認し、到達点を明白にし、今後の課題を認識することが必要になります。
 イベントは三部構成で行いました。それぞれに「過去/現在/未来」というテーマを設定しましたが、順番通りに進行せずに最初に「現在」を持ってきたのは、いま置かれている状況を自覚してこそ過去を振り返る意味があると思ったからです。課題を自覚せずに過去を振り返ると、単なる懐古趣味になります。懐古趣味それ自体は否定されるものではありませんが、今回のイベントでは未来志向を持って過去を見ようと構想した以上、単なる懐古趣味は避けねばなりません。
 で、「現在」の状況としてやはり最も重要なのは、三次元メガネの流行です。アイドルやシンガーソングライターが眼鏡をかけることがこれほど肯定的に受け止められた時代はかつて存在しませんでしたし、明らかに「ブーム」と認識されてテレビ番組でメガネ特集が組まれるなどとは2年以上前には想像もつかなかったことです。
 そのような状況にあって、確固とした信念を持ってメガネに取り組み続けていた『ビジョメガネ』について考えることは、「現在」の状況を自覚する上で必要不可欠だと考えました。企画・編集の益子さんに出演を快諾いただいた時は、これでイベントの半分は成功したとホッとしたものです。
 そして実際に伺った話は、想像していた以上にスリリングで興味が尽きないものばかりでした。具体的には、企画誕生の経緯(風俗にメガネを持っていく友人の話)、撮影時の話(重要な「反射」は巨匠カメラマンにも邪魔させない)、メガネチョイスの話(ばっちりフィットするよりも、ちょっと浮いていたほうがよい)、グラビアとしての様々な工夫(日常観を出すための工夫、眼鏡レス写真をつけた狙い)、各種業界への派生(UDONでの眼鏡チョイス等)、アングルに関する話(上目遣いを所望するのはS。オレのことか!?)などなど、どれもこれもたいへんおもしろい話でした。
 それら具体的な話を通じて感じたのは、マニアのみならず一般層にも通用する絵を追究する姿勢でした。現在のブーム的状況を作っているのは明らかにマニアではなく一般層への広がりなのですが、一般層へ訴えかけるためにはマニア的視点を一度離脱しなければなりません。特に『ビジョメガネ』は一般雑誌へ掲載されている以上、マニアだけを相手にするわけにはいきません。そして一般性を追究する中で、単なるグラビアとは違うメガネとしての「個性」を深める努力も同時に行わなければいけないわけです。
 この時点で取り得る立場がいくつかに分裂します。「マニアの領域に留まるべきだ」という立場と、「より一般に拡大すべきだ」という立場です。このような立場の分裂は今に始まったことではありませんし、眼鏡界のみならずあらゆる場面で発生しているわけですが、いよいよ各人が漏れなく立場の選択を突きつけられる時代が来たことが、まさに「現在」の抱える実践的な問題なのでしょう。『ビジョメガネ』のように、マニアの領域を突き抜け、一般性を追求しながら個性を模索していくという姿勢は、現代における一つの模範的な立場を示しているように思います。(付言しておきますが、「マニアに留まるべき」という立場を否定するのではありません。その方向での追究と進化が一般性を帯びることは必ずあると思います)。
 そんなわけで、今後の益子さんの仕事もたいへん楽しみなのです。


 三部構成の二部目は「過去」ということで、コミケのサークルカットにおける眼鏡キャラ率から1995年に転換点があることを示しました。事実としては明白なのですが、一人で考えていても理由がよくわからなかったので、この機会を利用して各界の識者に理由を考えてもらおうと目論んでいたのでした。
 「プレステでギャルゲが普及し始めた時期と一致する」という桜坂さんの指摘が示唆に富んでいました。ギャルゲー等で「複数のヒロインがいるとき、そのうち一人が眼鏡」という様式は既に存在していました。たとえば『卒業』のリリースが1992年です。ただ、PC98を中心にリリースされていた美少女ゲームはマニア層には普及しても、一般層には広がりにくかったのかもしれません。その状況を変えたのが1994年11月のセガサターン発売、さらに1994年12月のPlayStation発売というのは、言われてみればなるほどの事実です。眼鏡っ娘が1995年から2000年まで拡大し続けるのは、確かにプレステの生産出荷台数の伸び(右上グラフ参照)と比例しているように見えます。21世紀に入ってからの「高度安定」(あるいは頭打ち)とも一致します。
 この説明が当たっているとすれば、90年代後半の眼鏡っ娘の伸びが「複数ヒロイン制度」の確立の過程と一致するということなので、「複数ヒロイン制度」の論理的な解明が本質に迫るための不可欠な作業になります。
 一人で考えて煮詰まってましたが、えらく見通しが良くなった感じです。


 三部目は「未来」ということで、SF者に集結してもらいました。西川魯介師もSFフェチの人ですしね。で、例によってかねてからの懸案を各界識者に聞こうと目論んでいたのでした。懸案というのは、「近眼が克服されるほどに科学技術が進歩したとき、メガネは果たして生き残るか」という疑問です。
 この疑問に対する野尻さんの二方向からの解答がたいへん説得的でした。まずひとつは、「感覚器官の集中した頭部につけるインターフェイスとして眼鏡の優位性は揺るがない」というもの。仮に近眼が克服されるほどに科学技術が進歩しても、それと比例するように外部感覚拡張器としての眼鏡も発達し(たとえばドラゴンボールのスカウターのような機能がついたり)、眼鏡というアイテム自体がなくなることはないということです。おおー。
 2つ目は、スペースコロニーに関して。コロニーは熱を放出するより吸収するのが楽なので、内部気温は高めに設定されるほうが合理的ということです。となれば、クールビズということで、薄着になった方が合理的です。が、ガンダムなどを見ても、コロニー内でクールビズが流行しているようには見えません。これは「文明(civilization:普遍的なもの)/文化(culture:特殊的なもの)」の違いから説明できます。科学技術が進歩するのに伴って、文化も発達していきます。科学技術がスペースコロニーを可能にしたときも、服を脱ぐ方が合理的だからといって、発達した文化が服飾慣習を廃棄することはないわけです。この理屈から考えて、眼鏡という文化が十分に発達すれば、眼鏡がなくなることもありません。うむー、なるほど。
 そうであってみれば、ますます文化としての眼鏡の確立が重要だということになります。「眼鏡が描かれることの必然性を常に追究する」という桜坂さんの言葉が力強かったのでした。


メガネっ娘居酒屋『委員長』冬季−総括:2003.1.25

 参加してくださったみなさん、お疲れさま&ありがとうございました。めちゃめちゃ濃密な時間を過ごせました。いやもうほんとに、べらぼうに楽しかったです。教師という役回りで登壇したにも関わらず、こんなに楽しんでいいのか! いや、ほんと。

 前回は大嵐でしたが、冬季はおだやかな晴天に恵まれてスタート。入場の様子は見ていませんでしたが、スムーズに行われたということで、なによりです。各所に前回の反省が活かされていて、事前に相談を重ねてよかったとホッと一息。
 開始前の空き時間が退屈にならないよう、映像を流そうということで、わしは『眼鏡っ娘言えるかな』を持っていきましたが……すいません。間違えてプロトタイプを持っていってしまいました! 絵が抜けていた箇所があったのは、そのせいです。激しく申し訳ありません。
 そして休憩時間などに『下天の光はすべて犯人』の映像も流れましたが、エロエロ〜。開場直前に流したら、起立・礼ができなくなるじゃありませんか、もう。

 そしていよいよ開幕。阿佐ヶ谷の防具店で入手したという竹刀を振り回しながら登壇する体育教師・夜羽。直前の打ち合わせ段階ですでにアルコールが注入されていたのは、秘密だ。夜羽さんは深夜の部の総合司会に備え、体力を温存する段取りで、前説を終えてお休み。
 代わって、すたじおみりすの偉い人が登壇して『おめがねティーチャー』のアピールへ。どこかで聞いたようなタイトルもさながら、眼鏡パッチがダウンロードできるなど、頭が悪くて、ステキ。前回、わざわざステージに上げて「月陽炎に眼鏡っ娘が出ないのはどういうことだ」と吊し上げを喰らわせてしまったのが意外な形で活きて、なんでも言ってみるものだなあと、なんだか不思議な感じ。各種眼鏡に汁パッチもついていたら、最高なんだけどな。と試しに言ってみる〜。

 朝の会も終わって、1時間目の授業へ。教師ということでスーツで行ったのですが、かいとさんからは「見慣れないなあ」と言われる始末。いや、普段着ですよ〜。
 中身は、10年来の研究成果の発表ということで。学会発表スタイルで堅苦しめに進行しましたが、西川魯介さんの合いの手もあって、なんとかこなせた感じです。このあと深夜の部で、へろっと「『屈折リーベ』で一番精神的に眼鏡っ娘だったのは唐臼かもしれない」って口走ったのですが、これ、意外に重い発見だったのかもと、今になってずーんと響いているところ。作中では秋保少年が唐臼に次第に惹かれていくのを「だめだだめだ」と必死に否定するわけですが、実はわし自身も「だめだだめだ」と唐臼を否定するのに必死だったような気がします。しかし物語構造というか、キャラクター的に実は唐臼がいちばん眼鏡っ娘に近いということになると、いや、これはタイヘンなことに。改めてこの作品の恐ろしさを実感した次第。
 昼の部ではこのあたりの葛藤を概念化するには至っていなかったのですが、ぼんやりと考えていたことをせっかくの機会なので田丸浩史さんと平野耕太さんに聞いてみようと段取りを組んでいたのですが、一蹴。「萌えてればいいですよ」。うむ。

 平野さんとは前回のイベントでお会いしていたのですが、田丸さんが動いているところは初めて見ました。会う前は、壇上に上がっていきなり「偽メタルに死を!」と叫びながら破壊活動を繰り返しステージダイブして参加者の頭の上を泳ぎまくるのではないかとビクビクしていましたが、ふつうにカッコイイじゃん! 田丸さんと平野さんも話を交わすのは委員長イベントが初めてだったようですが、その前のニアミスの話がおもしろかったです。田丸さんがコミケで男屋に行ったら、平野さんがスケブを描きまくっていたらしいのですが、それが「ジオブリーダーズ」。なぜ平野さんがジオブリ。いや、頼んだ人、おいしすぎるけど、謎。
 そういえば田丸さんは大阪在住で、コミケにもあまり来ないとのこと。田丸−平野ファーストコンタクトの話から甲冑娘の話になって冬コミの話に展開したので、思わず平野さんに男屋の新刊が落ちたことを突っ込んだら、「灰になればいい」とありがたいお言葉を頂戴いたしまして、戦慄。いや、今回のコミケ、黒いキョーダインの眼鏡っ娘新刊を買った後に男屋に並ぼうと思ったら、新刊がない様子というか、コピー誌がすでになくなった後だと聞いてガッカリした記憶が新しかったもので、つい。

 いい感じで殺伐と進行しつつ、シチュエーション・ドラマへ。正直、事前の打ち合わせ段階ではけっこう心配していたのですが、まったくの杞憂でした。みんな、めちゃめちゃ上手いです。長丁場だから出演者は自分が外れたパートでは寝たり食ったりして鋭気を養う時間にあてなきゃいけないのですが、思わず見入って大笑いしてたり。それに、こえさんがね、いやあ、かわいいんですよ。
 続いての叱られな祭は、イインチョーズ児玉さとみカンザキカナリ、飛ばしまくり。「昼間からこうかよ!」と、楽屋では戦々恐々としていました。もうこれは教師というよりも番長だということで、満場一致。
 そのころ楽屋ではプレゼント用の色紙を用意していました。田丸さんが「越後100%」とか「園山俊G」とか、恐ろしい技を次々と繰り出す様は、冷や汗もの。各部に用意していた色紙のうち、深夜の部でプレゼントされた1枚は凄惨なものになりました。孫の代まで呪われそうな恐ろしさでしたが、当たった方、大丈夫でしょうか。平野さんは、シスター姿をした眼鏡っ娘スタッフの三つ編みを引っ張りたい欲望をさんざん堪えておられた様子。

 トークの第二部は、平野さんが楽屋で呑んでいていい感じに殺伐と仕上がり、戦々恐々しながら進行。足長おじさんになるううううぅぅぅのくだりは、正気か!?と思いつつ、赤毛でソバカスで三つ編みの眼鏡っ娘が足長おじさんにいいようにされるマンガでかつてお世話になったのは、秘密だ。田丸さんがPCゲームを3本しかやっていないという話は、意外だったかも。しかも『痕』の次が『まじかるアンティーク』というすっ飛ばしぶり。着ぐるみ委員長が関西弁眼鏡っ娘を盛んにアピールしておりました。魯介さんはどーんと腰が据わっていて、いよいよ教祖という感じ。そしてわしは上祐らしいです。ぎゃー。

 そんなこんなでプレゼントコーナーに突入。夜羽さんからは「メガネ酒」を作ると聞いていましたが、まさか本当にやるとは。南雲鏡二が涙ながらに飲み、恋愛ディストーションにも登場した伝説のメガネ酒が、いまここに。平野さん画のラベル付で、とんでもないことに。当たった方がどうしているか、ちょっと興味あるなあ。
 昼の部からかなりテンションが高まりつつ、夜の部へと突入。

 昼の部が終了した後の空き時間に、スタッフを務めてくれた光俊太郎さんとダベる。「いやあ、けっこう眼鏡っ娘が来ているんですね。しかもさすがにこのイベントに来るだけあって、覚悟ができているみたいで、みんなレベル高いですよ」とのこと。うむ。こっちからは暗くてよく見えないんだよ〜。光さんはさらに「おれの後ろに座っていた娘なんて、もう、さいこー」とおっしゃる。どうやらそれが図書委員長だったらしい。

 どんな眼鏡っ娘がいたのか気になりつつ夜の部に突入。入れ替えがあるので昼の部と全く同じ構成を予定していたら、半数くらいが連続参戦で、焦りまくり。うわー、みんな気合入りまくってるぞ。新ネタが突然出てくるわけもなく、しょうがないから昼の部と同じネタ。
 と思いきや、G-onらいだーすの木村真一郎監督が、いきなり登壇。Animateのイベントなどで顔は見たことはありましたが、話すのなんて当然初めてで、舞い上がって勝手にもりもりと喋ってしまいました。喪服に眼鏡はMつながりで相性がいいはずなので、ぜひともよろしくお願いします。最近マンガやゲームで眼鏡っ娘の登場機会は増えてきましたが、アニメで眼鏡って実はそんなに多くありません。というのは、動画で表現することがすごく難しいのが原因なんでしょうね。ななかのオープニングも木村監督が手がけているとのこと。さすが眼鏡!

 そんなこんなでトークの第一部を終えてシチュエーション・ドラマ。また出てくる人がみんな上手で、アドリブまで飛び出してビックリ。やるなあ。
 しかし深夜の部に備えて鋭気を養わなきゃということで、叱られな祭の間は飲んだり食ったり寝たり、みずほ先生と戯れたりして体力回復していたわけですが、頼んだ梅チャーハンがなかなか来ないのでふと楽屋に上がる……と……きみたち、なにやってるんだ? そこにはさっきシチュエーション・ドラマに出ていた眼鏡っ娘と楽しく記念撮影をする田丸さんの姿が。めちゃめちゃ嬉しそう。みんなで図書委員長様と崇め奉っている。
 なにしてるんだ、君たち。わしも混ぜろと。田丸さんが席をたった隙をついて図書委員長の隣をGETするわし。記念撮影するわし。いま見ると、なんというアホ面をしとるのか、わし。いや、大事に保管します。
 席を立った田丸さんは、クリアファイルにおもむろに絵を描き始め、あまつさえメールアドレスまで書き込む始末。「連絡まってます」と言いつつ、さわやかにポーズを決めて、プレゼントを贈る田丸氏。負けじとメガネケースにイラストを描いて進呈する魯介さん。きみたち、イベントの最中に、なにやっているのかと。そう憤慨しているのは、何もプレゼントするものがないわし。図書委員長が愛知出身ということで、オリエンタル生乃カレーやアサヒドーカメラのローカルネタで誰も追いつけない二人の世界を構築し、田丸さんと魯介さんに差をつけようと画策するわし。しかし寿がきやラーメンの話題ではちっとも盛り上がらないことが発覚してしょんぼりするわし。そんななか平野さんはさすがに落ち着いているなあと思ったら、「ぼくはいくら払ったらいいんですか。10億ですか。100億ですか」とか「あー、ひっぱりてぇー」とか、謎の呪文を唱えているし。
 そんなわけで、我々は図書委員長に「あるべき眼鏡のかけ直しかた」や、「あるべき上目遣いの角度」や、「あるべき眼鏡のズレかた」などをよってたかって伝授。あーでもないこーでもないと図書委員長をいじり続ける我々。角度がばっちり決まったときの破壊力といったら、それはもう、いやはや。そして理想の眼鏡っ娘を追究し続ける我々。その様を見ていた光俊太郎さんがつぶやいた一言、「マイ・フェア・眼鏡っ娘」

 そんなことをしている最中にトークの二部ということで壇上から呼ばれ、ふらふらと出ていく我々。生気が失われているのは、休憩すべき時にはしゃいでいたからか、図書委員長との楽しい一時が中断されたからか。どっちにしろ、ダメじゃん。しかし、児玉さんにカツを入れられて、もりもりとバカ話。相手の目を見ただけで視力がわかるブラックジャック眼鏡屋の話とか。

 そのままのバカな流れで、冷え切った梅チャーハンを食べ、深夜の部へと突入。開場前、楽屋へ謎の眼鏡美女が登場。いきなり服を脱ぎはじめると、田丸さんは口をぱかっと開けて眼を輝かせながら「おーっ、おーっ」としか言わなくなる。悩殺という日本語がどういう意味か、全身で体現している最近のヒロシ。着ぐるみ委員長は対抗意識を燃やしてごそごそとボンテージの準備を始めるし。どじっこ婦警さんはどきどきハートビートだし。平野さんはどこか行っちゃっていないし。おいおいどうするよって状態で深夜の部スタート。
 総合司会は体力を温存していた夜羽さん。そしていきなり図書委員長を壇上に上げる我々。すかさずプロデューサー細野登場。今回の仕掛けを解説。ぬう、わしは細野さんに踊らされていたのか。いやむしろその秘められた眼鏡DNAを見いだした眼力をこそ讃えねば。しかも事細かにノートを取っている図書委員長。「マイベスト眼鏡っ娘」とかちゃんと書いているし。ここまで演出するか細野、侮りがたしと思ったら、どうも天然らしい図書委員長。そして我々が究極の眼鏡っ娘へと導くのだ。そう、マイ・フェア・眼鏡っ娘! シム眼鏡っ娘!
 そこへ竹刀を振り回して登場する眼鏡ボンテージ美女、開田あやさん。眼鏡女王と図書委員長に挟まれ、お兄ちゃんとか先輩とか呼ばせて、ただのオヤジと化してしまった満面笑みの魯介さんと田丸さん。女王様の持ってきた由緒ある眼鏡を図書委員長にかけさせたら、これまた似合っていて、いろんなところが緊張。さらに会場にいることが発覚した六条麦さんが壇上に上げられ、女王様に踏みつけられ恍惚の表情を浮かべたりとたいへんなことに。

 そんな勢いで休憩時間に入ると、はしゃぎすぎたのか、遠足から帰ってきた子どものようにダウンして安らかな眠りにつく田丸さん。代わりに壇上では平野さんが殺伐と暴走していたので、はしゃぎすぎて疲れたわしも一休みしようかと楽屋にいたけど、私服の小菅真美さんとドジっこ婦警さんが気になって、眠りにつけず。そのうち夜羽さんが女王様に夫婦生活の相談をはじめると、ドジっこ婦警さんがわなわなと震えだして、堪えるその様子がまた、どきどきもの。耐えきれずにつかつかと出ていく様は、たいへんおいしゅういただきました。

 そのあとはもう記憶が飛びつつ、いろいろ喋ったような。なんだか暴言もいくつか吐いたような記憶があったりなかったりしますが、忘れてください。あとでビデオとか見返した時は真っ青なんだろうな。ということで、シエル先輩を応援します。あと、「鮭のよう」ですか。むう、言い得て妙だ。妙なのか。飛べ!早く強く高く。
 あとはもう、平野さんが楽屋で「灰になればいい、サーッ、サーッ」と言っていたりとか、魯介さんが図書委員長にサインをもらっていたりとか(←逆じゃないよ)、田丸さんは寝ているときもクールだとか、いろいろありますが、わしもヘロヘロになっていたもので、このあたりはぼんやりとしか記憶に残っておらず。むう。勿体ないので、あとで復習しよっと。ほんとうにお疲れさまでした、いやはや。

 しかし近年稀に見る濃密な時間と空間でたいへん充血したイベントでした。スタッフのみなさん、ほんとうにありがとうございます。あとロフトという場は、参加者のみなさんとの距離が近くて、一体感が生まれやすいのかも。魯介さんが何か一言いうと「おおーっ」とどよめきが上がって、会場全体が一つの意志と化したような状態に昇華したり。2003年は実にいいスタートが切れた感じ。今年もよろしくお願いします。


メガネっ娘居酒屋『委員長』についての反省と総括:2002年9月9日(16日に追加)

 9/6に行われたメガネっ娘居酒屋『委員長』についての、個人的な備忘録です。
 まず事前の準備のために15:00前に一度ロフトプラスワンに荷物を置きに行ったのですが、なんとその時点で3人の方が並んでいらっしゃいました。荷物の番をお願いして(うわっ、ひどい!)、中央線に乗り慌てて夜羽邸へ移動。夜羽邸でアンケート用紙をコピー。その間に「眼鏡っ娘言えるかな」を試写。アシの方に大受けしたので、自信を持って夜羽邸を後にし、次は委員長看板を回収に向かう。しかし雨は強くなる一方。委員長を濡らすわけにはいかないので、B1看板が入るデカいビニール袋を調達。大幅に時間ロス。大焦り。委員長をエスコートしながら新宿へ後戻りしたのが17:00前。予定より1時間近く遅れている・・・。大汗。この時点でかなりの人が並んでいて、マズい予感が頭をかすめつつ、荷物を置いてロフトプラスワンを出る。松茸さんに遭遇。
 雨はますます強くなる一方。池袋の秘密基地でメガネ資料を回収するついでに、びしょびしょの服を交換。いま印刷所へ出発すれば、ギリギリ間に合う・・・・って、電車が来ねえ。10分が命取りになるようなギリギリのタイミングになってしまったのもあれだけど、こういうときに限って電車が来ないのはどういうことだ。電車を降りて、タクシー。超渋滞。動かねえ。勘弁してくれ〜。泣きながら印刷所に着いたのが18:30過ぎ。完璧にヤバい。そこで待っていたのは、温かな人情。帰りを一体どうしようかと泣きそうになっていたところへ、しまや出版さまの社長さんがなんと池袋まで車で送ってくれることに。す、すげー! 地獄で仏とはまさにこのこと。しかも社長、裏道を通って渋滞をかわすというワザを使ってくれて、ブラボー。車の中では園田健一氏の話を感心しながら聞いていましたが、そういえば園田健一氏も眼鏡っ娘をたくさん描いているなあ。池袋着。ここで社長とお別れ。コマ劇場に向かうべくタクシーをゲット。まるで風呂に入ったようなびしょぬれ状態でタクシーに乗り込んだんだけど、大丈夫だったかな。
 ロフトプラスワンには7時過ぎに到着。もはや正確な時間は覚えていないのですが、会場から外に溢れている人たちを見て愕然。桜井さんを見つけたのでちょっと状況を伺ったのですが、さらに愕然。こりゃマズいと思いながら、桜井さんたちを後にして地下へ。ここも凄い状態。立ち見のままの方たちがたくさんいて、しばし呆然。呆然としている時間も勿体ないので、スタッフの方とパンフの頒布方法について相談。わしが定時に着いていればなんの問題もなかったわけで、深く反省。その後はたいへんスピーディな対応をしていただいて、たいへん助かりました>ロフトプラスワンスタッフの方々。ありがとうございます。
 パンフは一人で運べる量ということで300部しか持ってこられず。というか、会場のキャパからいって300部あれば大丈夫だと踏んでいたのが大甘。参加者の方にはたいへん御迷惑をおかけいたしました。ただ、事前にパンフだけ欲しいという問い合わせが多かったので、多めに刷っておきました。
 で、ようやく会場内へ、遅刻してすいません。エレベーターで地下に降りると、廊下に溢れる参加者。裏方に徹してくださった環望さんとロフトプラスワンの方にパンフのことはお任せし、会場内へ向かう。そんなこんなですでに頭はテンパっておりまして、空腹+喉がカラカラの状態にも関わらず、ナチュナルハイテンションだった模様。ばりばりとあらぬことをしゃべったようです。皆様には御迷惑をおかけいたしました。しばらくしゃべってようやく落ち着いて(しゃべって落ち着くなよ)、会場内を見る余裕が出たら、知っている方の顔がずいぶんあって、勇気100倍。あの状況の中でちゃんと入れたと思うとよかったと思う反面、外で待っていた方のことを思うと涙が出る思い。
 最初は各人の思い入れのある本ということで、わしは「メガネ汁」を持ち込みました。が、会場がひく。持ち直すために、少女マンガをいくつか。渡千枝「めがね色の恋わずらい」、辻村弘子「親子三代眼鏡美人」(単行本『ユー・ミー伝言板』所収)、くらもちふさこ「メガネちゃんのひとりごと」などを紹介いたしました。作品の内容についてはめがねの言霊でちょっと紹介してありますので、興味のある方はご参照下さい。山本夜羽氏はひかわきょうこ「ちょっとフライデイ」、西川魯介氏は陸奥A子「ステキなことばかり」を紹介していました。はからずも少女マンガばかり。平野耕太氏がもってきたのは田沼雄一郎「PRINCESS of DARKNESS」、『ホットミルク』掲載時は「少女エゴエゴ魔法屋稼業」でした。実は居酒屋本番の2日前に打ち合わせをしておりまして、そこで初めて平野氏とお会いして舞い上がっていたのですが、そのときにちょこっとお話しさせていただいた話題が1980年代後半の『ホットミルク』についてでした。「調教師びんびん物語」とかNewMen氏のメガネ教師マンガとかO子編集長の話とか。平野氏とはエロマンガにおける眼鏡原体験に共通項が多いような気がして勇気百倍、打ち合わせ終了後にメアリーズのメガネっ子DAYに1時間半並ぶエネルギーを得たのは公然の秘密。居酒屋当日でもここらへんの話をしようと思っていたのに、あまりふくらませられなかったのは痛恨の極み。やっぱり赤毛でソバカスの眼鏡っ娘マンガを持ってくればよかったなあ・・・。遠慮して置いてきてしまいました。80年代後半の『ホットミルク』における眼鏡については、下の方に考察がありますので、興味のある方はご参照下さい。
 あとは伊藤伸平氏に、以前から気になっていた光学屈折の表現について質問できたのが個人的には大収穫。伊藤さんのマンガできちんと光学屈折表現がなされていることは『ハイパードール』で気がついたのですが、見返してみるとずいぶん前(たとえば「マッド彩子」)からきちんと光学屈折しておりまして、たいへん感動したものでした。「だって見たまま描けばそうなるじゃない」との御返事には、深く感じ入る。いや、わしにはなかなかその「見たまま描く」のができないわけで。伊藤氏のマンガは以前からべらぼうに巧いなあと思っていたけど、改めてわしとの差を思い知る。精進せねば。伊藤氏のマンガは、人があっけなく理不尽にモリモリと死んでいく淡々とした表現がひどくキチガイじみていて好きだったので、それを一ファンとしてお伝えできたのが、実に役得。また、西川魯介氏の不朽の名作『屈折リーベ』でも、もちろん光学屈折しているので、僭越ながら紹介させていただきました。あと、カバーをとったことがない人は、ぜひめくってみてください。持っていない人は、すぐ買うように。
 そんなこんなで委員長登場。着ぐるみ委員長のハリセンとたこ焼き器ぐりぐり攻撃、マジで痛かったです。委員長のスカートの中身がどうなっているか非常に興味があったものの、自重。第一部を終わって控え室に戻ると、メガネ池メガネ林。こりゃすげー!。で、水を飲んでなんだかようやく落ち着いた感じ。委員長に叱られな祭を控え室のモニターで見る。控え室内で、一同大笑い。児玉さんカンザキさん、小菅さん、本当に先生と委員長みたい。知っている方もけっこう叱られてたんですが、「マジでそんなことしてたのかよ」と汗だらだら。きみたち、それはほんとうの犯罪じゃないすか……。K(仮称)さんの懺悔文は爆笑。紫光院脳内攻略同人誌を描いた身としても、大いに共感。本当はminoriの偉い人を壇上に上げて「眼鏡っ娘攻略させんとはどういう了見だゴルァ」と吊し上げたかったのですが、事前に察知したのか、会場にはいなかった模様。残念。そのかわり、「月陽炎に眼鏡っ娘がいないのはどういうことだゴルァ」とすたじおみりすを吊し上げる。……すいません。回答は、あの時代ではかわいい眼鏡の表現は難しいとのこと。そんなことはないとわしは『サクラ大戦』の例を挙げて反論するも、「それは正時代」と軽くいなされる。しかし「めがねパッチを当てるべきだ〜」と駄々っ子のようにごねると、アーミー小川総帥がすかさず援軍に加わる。E-LOGINにじゃんじゃん要望を送れば、付属のCD-ROMなどで眼鏡三昧が可能になるかもしれないとのこと。いやっほう。みんなで「めがねパッチ」を作ろう!。そんなこんなで叱られな祭が終わって、自主制作アニメ「眼鏡っ娘言えるかな」の上映。……って、会場からアンコール、本気ですか! 手拍子まで起こって、控え室で大爆笑。というか感涙。作った連中も本望に違いない……。また、叱られな祭の間、控え室ではプレゼント用の色紙を描いていたわけですが、たいへん申し訳ないことに、わしもプロの方に混ぜてもらう。……大汗。背中から大汗三斗、シャツがべっとりと貼り付いたのは会場の熱気のせいばかりではあるまい。いや、たいへん恐縮でありました。というか、わしも欲しいんですけど、その色紙。
 で、第3部。まずはプレゼント。ああ、色紙、わしも欲しい。ところでB1看板が当たったのが富山の方みたいなのですが、大丈夫だったでしょうか・・・。で、3部では落ち着いてきたので、隅っこに行って、西川−平野論争を興味深く聞く。トミーFebruaryについて、まず山本夜羽氏が「眼鏡の地位を上げた」と評価。それに対し平野耕氏が「あれは認めない」と反論。トミーよりも三浦のほうが素敵だとの指摘に、会場内からも賛同の声多数。山本氏がTommyのビデオクリップを流し「ここで光るんですよ」と力説するも、平野氏の反論の前に山本氏は次第に劣勢に。しかし西川魯介氏が「いいと思いますよ」と宣言するやいなや、平野氏もあっさり追随(笑)。西川氏が理論的指導者としての貫禄を見せつけた形となる。また、平野氏の「眼鏡っ娘にとって眼鏡とは、キリスト教徒における十字架のようなもの」との指摘には、会場全体が感嘆。時間があれば、このあたりをもうちょっと展開できただろうなあと、今になって残念。こういうやりとりが聞きたかったんですよ。いや、きっと会場のみなさんも。西川魯介氏や平野耕太氏がしゃべりやすいよう、インタビュー形式にすればよかったかもなあと、このとき聞きながら思いました。さいご、だんだん盛り上がってきたところで終わっちゃった感じ。みなさんそろそろエンジンがかかってきたってところだったので、時間切れが残念。酒のまわりが遅かったかな? 最後は「じーくメガ!」の唱和で終了。ありがとうございました。


めがねっこフェスティバル参加してきました!
 21世紀めがねっこイベント連続開催の中日。5/20はめがねっこフェスティバルの日。コピー本すら持っていかないという前回のヘタレぶりを反省し、今回は無料配布パンフレットを作成することを決意。そして印刷が終わってから調子に乗って篆刻をはじめたものの、これがなかなか大変で、朝3時まで起きているハメになる。わしは徹夜できんのじゃ。おやすみなさい。
 ということで、会場でハンコを押し続ける。これは、なかなかみっともない。

 今回の楽しみも眼鏡っ娘撮影(←前回、大いに味を占めたらしい)。そしてまたもや救いのますべ氏登場。ほんとにありがたいです。そのうちお返ししなきゃいかんです。
 で、今回はコスプレ投票も行われて、盛り上がりました。やっぱり、司会の子も眼鏡かけないとダメだとは思ったけど。だて眼鏡をいくつか持ってきていたから、貸してあげれば良かったなあ。あと、眼鏡っ娘は上からのアングルで上目遣いをしてもらいたいんだけど、ああいう撮影形態だと下からのアングルになってしまう。普通のカメラ小僧は下からのアングルで喜ぶかもしれないけど、眼鏡っ娘ファンとしては上からのアングルも可能になる形態を模索しなきゃいけないと感じた次第。

 サークルでは、glassesに参加していたサークルもたくさん来ていましたが、初めてのところもたくさん来ていました。眼鏡友の会E..Cさんとは久しぶりに会ったのですが、相変わらずのハイテンションでいい感じでした。またよろしくお願いします。しかし、前回も今回も、コミケの時よりもたくさん買い込んでいるのは、まあ、当然と言えば当然の事態ではあります。相互リンクを張っていただいた方で初めて直接お会いできた方もたくさんいました。有意義な時間です。

 Glassesのときもたくさんの参加者で賑わっていましたが、めがねっこフェスティバルも大入り満員で大盛況でした。同志がこんなにたくさんいるのだと思うと、勇気が出ます。サークルの数も増えて、個性あるめがねっこが数々登場して、いよいよ豊富な文化を形成しつつあります。コスプレのポージングを見てても、眼鏡を魅力的に見せるための技法がどんどん洗練されていくのを感じます。めがねっこという領域で、多様性の美を感じることができるようになる時代が来るとは、数年前には想像もつきませんでした。この豊富な多様性から、他のさまざまなジャンルに接合していく新たな可能性と試みが数多く生まれる予感がします。他ジャンルへの接合と包摂という可能性がめがねっこの中でも特記されるべき個性だということが、いよいよ実感されます。新しい時代が到来する中、めがねっこがその核として活躍していくことを思うと、心が躍ると同時に、わし自身もヘタレてる時間なんてないなあと思います。

 終了後は、相変わらずの打ち上げ。カラオケでは新たな藝がいろいろ開発され、かなりタイヘンなことに。

 来月もこの調子で、日本眼鏡化計画!

Glasses参加してきました!
 記念すべき2001年4月30日。いよいよ眼鏡っ娘新世紀の幕開けとなるONLYイベント3連荘初日であります。
 期待に胸躍らせてやってきました都立産業貿易センター。いきなり受付から眼鏡っ娘3人です。
 すでにトロトロであります。一日もつのでしょうか。

 会場には眼鏡っ娘カフェがあるのですが、サークルブースには眼鏡っ娘ウェイトレスがオーダーを取りに来てくれます。さっそくホットを注文しました。しばらくして、銀のお盆にコーヒーを乗せて颯爽と眼鏡っ娘ウェイトレスがやってきます。うひょ〜!。しかもマンガやアニメでしか見ないようなデカいまんまるのフレーム。現実に見たのは初めてです。さすがにダテでした。まあ、凹レンズであの大きさだと、すごく厚くなっちゃうからなあ。

 参加しているサークルも、もちろん眼鏡っ娘関係ばかり。だいたい50サークルくらいでした。いよいよ勢力が拡大してきました。たくさんの同志に会って、いろんな本を入手しました。コミケでもこんなにたくさん買い込みません。
 ところで、売り子を頼んでいた方が急遽都合が悪くなって、当初は一人の参加でした。サークルを回りたくてどうしようかと思っていたところに、救いのますべ氏登場。眼鏡というよりメイド服の人なのに、無理を言って売り子にさせてしまいました。多謝。で、ますべ氏に売り子をしてもらっている間、わしは眼鏡っ娘ウェイトレスの写真を撮るために眼鏡っ娘カフェで張り込み。働いている姿を写真に収めました。

 撮影では排児氏と共に様々な醜態を曝しましたが、その我々の醜態をさりげなくチェックしているまど小海氏。他、無理を言って受付の風景も撮影させてもらいました。眼鏡っ娘が3人並んでいる姿は壮観です。そして一般参加の方も全て眼鏡着用が義務づけられているので、会場にいる女性はすべて眼鏡! こいつは凄い状況です。さすがに一般の方の写真は撮りません(←あたりまえだ!)。

 しかし最後の圧巻は、眼鏡っ娘ウェイトレス10人が大集合! 舞い上がってしまってどうしようもなかったのは、秘密。もっといろんなフォーメーションを見たかったけど、舞い上がっていて提案するのも忘れていました。いやあ、いざとなると頭が真っ白になって、「ああしよう、こうしよう」などと事前に計画を立ててもまったく無駄ですよ。

 満足してブースに戻ると、すがい氏が一人で番をしていました・・・。わし、金の管理も忘れて何やっとんねん! すがいさん、ほんとうにありがとうございました。


 終了後、いつも遊びに来てくれる二宮氏、河内氏と合流し、12人の同志で打ち上げ。世界初の眼鏡っ娘同人誌を作り上げたまつおか氏Mia氏と一緒に飲めるとは思いませんでした。びっくりです。あの同人誌との出会いがなければ、おそらく今のわしはなかったでしょう。おもしろい話がたくさん聞けて。濃密な時間でした。破軍星氏には、公の場では言えないような大変な話を聞かせてもらいました。こちらも濃密でびっくり。あと、馬車道に眼鏡っ娘店員を見にいこっと(情報提供:舞丘氏)。


 しかし、こんな日が来るとは、数年前には予想もつきませんでした。「人の意志」の力を感じます。そしてこれを続けていくのも意志の力でしょう。また次回もよろしくお願いします>スタッフのみなさん。そして5月、6月のイベントの主催者のみなさん、よろしくおねがいします。わしも微力ながら、意志の力に加わるべく、精進を重ねていきます。














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